ヘルスケア
医療
特殊なレンズや光学フィルタで診断や診療での画像品質の向上に貢献します。
現代医療におけるAI画像診断や医療ロボットの分野では、体内の情報を視覚的に確認する画像診断技術が必須になっています。
カメラやセンサの技術進歩とノイズ抑制機能の向上により、高解像度のデータを大量に収集できるようになりAIによる診断の精度が向上しました。
また、高解像度のカメラ(CCDやCMOS)を装備した医療ロボットは、人の眼や手の代わりに繊細な作業が可能になり、診断や遠隔手術、遠隔診療、リハビリテーションなどへの活用が進んでいます。
NSGは特殊なレンズや光学フィルタの開発で、画像品質の向上に貢献しています。
OCT(光干渉断層撮影)画像の品質向上
OCT(Optical Coherence Tomography/光干渉断層撮影)は、近赤外線レーザー光と光ファイバ技術を応用し、標的と反射ミラーに到達し反射された光を干渉させ、光情報を解析する事で画像を構築する手法です。
超音波やMRI(磁石と電磁波を使う断面撮影)、PET(陽電子放射断層撮影)などと比べ、OCT用プローブの分解能は高く、超音波より1桁以上細かい(数ミクロン)微小構造の観察が可能です。
医療用(癌や血管内壁検査)や工業用(塗装内部や各種非破壊検査)などに使われるOCTプローブの主要部品として、セルフォック®イメージングレンズは、高い画像品質の実現に貢献しています。